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●幸福とは何か<13> |
平成二十四年十月 |
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近頃、領土問題などで外国に対する日本の政治家の姿勢を見るとどうも弱腰で、正しいことも言えないようである。一言でいうと女性化している。それも権力上層部がそういう傾向にある。これは、自分を顧みても人にあまりものがいえず、自分を責め落ち込むような心理傾向がある。
日常の生活心理の中で苦痛をもたらすののなかには、自分を責める心理傾向、また未来に対する恐怖、焦りなどがある。此等の心理的苦痛は、人間がものを考え、未来を予想するときなどに、推論した望まざる状況に対して、恐怖、嫌悪、焦りなどのネガティブな考え感情を起こすことによる。人間頭がよくなり考えすぎるとネガティブ考えも多く起こるものである。
この心理的な苦を断つには、望まざる状況に対して起こるネガティブな考え感情をカットすることである。また望まざる未来予想をあまりしないことが大切である。どうも最近の男は考えすぎる傾向にあるのではないか。男性諸氏は真の男らしさと云う事をここらで考えてみるべきであろう。
一方、日本では女性の方が決断、実行力のある人が多いようである。オリンピックの女性代表選手のたくましい姿を見るとそう感じる。映画の世界では将軍までが女性だったりする。
ところで、動物の世界の北海縞海老などは、若くて小さいときは雄であり、成長して大きくたくましくなると雌に変化するそうであるから、人間の雄も精神がたくましく成長すると女性になるのかもしれない。テレビを賑わすオネイタレントなどは皆たくましい。 |
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